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化粧品や食品などといったサンプルは、評価可能な酸化誘導時間が得られないため、ランシマットによって直接、酸化安定性試験を行うことができません。これには、高すぎる水分量、低すぎる脂肪含量、または様々な他成分によるマトリックス効果など、多くの理由があります。しかし、ポリエチレングリコール (PEG) を担体として用いることで、このようなサンプルの多くを前処理を必要とすることなく直接的かつ再現性高く酸化安定性試験を行うことを可能にします。これは、サンプル中に存在する抗酸化物質が関与しており、それはPEGの誘導時間を安定させます。それゆえ、酸化誘導時間はサンプルの酸化安定性に直接関係いたします。

さらに、標準添加により、ビタミン E、ビタミン C または同等の抗酸化物質 (AOC) の含有量を測定することができます。これにより、時間の経過に伴う (たとえば、サンプルの保管中) 抗酸化物質の減少を測定して評価することができます。加えて、この手法により、コストのかかるサンプルの準備を省くことができます。892 プロフェッショナル ランシマットを用いることで、正確かつ再現性のある酸化安定性試験を行うことができます。

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