電気化学測定法とラマン分光法を組み合わせることで、非破壊で2つの視点から研究を行うことができます。このEC-ラマンシステムは、電気化学とラマンスペクトルの信号を同期させて、試料(材料)の構造と機能の両面の情報を調べることができます。
メトローム傘下のオートラボ社とB&W Tek社は、電気化学測定装置とラマン分光計を統合したハイフネーションテクニックのパッケージを作りました。各パッケージは、オートラボ社のポテンショスタット/ガルバノスタットおよびB&W Tek社のi-RamanPlus532Hラマン分光計で構成されています。
EC-ラマンアプリケーションパッケージに含まれるもの
- 高精度インピーダンス用の電気化学インピーダンス分光法(EIS)モジュール
- 広いスペクトル範囲と高分解能の独自の組み合わせを備えたポータブルラマン分光計
- 2つの測定EC-ラマンが行える、NOVAソフトウェアと拡張データ分析用のBWSpecソフトウェア
- 別途オプションで用途に合わせた特注サンプルセル製作も可能
ハイフネーションテクニックのメリット
メトロームの電気化学測定-ラマン分光法システムは、複雑な組み立てや難しいトレーニングも必要なく、素早く測定が行えます。
エクスプローラー仕様:
エクスプローラーオプションには、研究に応じて機能を拡張できるアップグレード可能なポテンシオスタット/ガルバノスタットAutolabモジュラーPGSTAT302Nが付属しています。
最大7つのモジュールを追加できるので、将来仕様を拡張する予定のあるユーザーには適した選択です。
スターター仕様:
スターターオプションには、PGSTAT 204が付属しています。汎用性の高い電気化学測定装置です。
設置スペースを小さくしたいユーザーには適した選択です。