自動滴定装置:916Ti-タッチ
916Ti-タッチはタッチスクリーン画面、測定容器、電動ビュレット、スターラー、試薬ビンが一体となったA4サイズの自動滴定装置です。FDA 21 CFR Part 11に対応で、データインテグリティ対策も安心。
916Ti-タッチは、どんな電位差滴定にも対応する、ルーチン分析に適した独立型のコンパクトな滴定装置です。ドジーノテクノロジーにより化学薬品を正確かつ安全に扱え、よく使うメソッドへのショートカットを備えて、FDA 21 CFR part 11に準拠していて、データインテグリティ対策も安心です。
- ボタン1つで測定スタートできる簡単操作
- PC不要でLIMSに統合可能なスタンドアロン仕様
- 界面活性剤測定も滴定で簡単!
- サンプルチェンジャーを接続すれば多検体自動連続測定も実現
- FDA 21 CFR Part 11 準拠。IQOQ、DI、バリデーションも安心対応
- 税抜き参考価格:130万円~(仕様により価格は変わります)
省スペース&高機能
コンパクトな設計にもかかわらず、916Ti-タッチはあらゆるルーチン滴定分析に対応します。滴下量自動制御による当量点滴定(DET)、滴下量固定による当量点滴定(MET)、終点設定滴定(SET)、手動滴定(MAT)に対応しています。
916Ti-タッチは使いやすさにおいても優れています。よく使うメソッドは、ショートカットボタン1つでスタートさせることができます。
高い接続機能:安全にデータ保存、高いサンプル処理能力
不正開封防止機能付きのPDFレポートを装置上で作成し、USBメモリに保存したり、Ethernet接続経由でLIMSやイントラネットに直接転送したりすることができます。PCは必要ありません!
916Ti-タッチの USB インターフェースを利用すれば、データを印刷したり、バーコードリーダーに接続したりすることもできます。また、Ti-タッチのシステムは、外部出力ポート(MSB)を用いて、いつでも拡張が可能です。たとえば、滴定スタンドをもう1台接続して、酸性物質と塩化物を連続滴定することもできます。
どの滴定でも一貫性のある正確な測定結果
916Ti-タッチは電動ビュレット、ドジーノを操作できるため、きわめて正確な分注や滴下が行え、試薬交換の際にも試薬に接触する心配がありません。
さらに、Ti-タッチシステムは、810サンプルプロセッサーを接続して自動化でき、人的誤差のない再現性のある正確な測定結果が得られます。
自動滴定で手動滴定もできたら便利ですよね?
916Ti-タッチMATモードなら、専用マニュアルコントローラーを接続して
電動ビュレットのように滴定液を吐出できます。
滴定量、滴定曲線、測定結果はディスプレイに表示され、電子ファイルとしても保存でき、印刷も可能です。もちろん濃度計算もできます。
もちろん監査証跡にも対応していますので、FDA 21 CFR Part 11に準拠しています。
自動滴定装置に関するお問い合わせは、メトロームジャパンまでご連絡ください。 e-mail : metrohm.jp@metrohm.jp
- オートメーション
オートメーションで再現性を向上
916Ti-タッチは810サンプルプロセッサーと組み合わせて、最大24検体全自動で滴定が行えます。
以下のような利点があります:
- サンプル処理能力を上げて、さらに時間短縮
- 人的誤差を排除し、再現性と測定結果の精度を向上
- 危険性のある試薬や試料との接触を低減